COMPANY
丸共建設株式会社 代表取締役社長 菊池康剛(きくち・やすたか)
住宅や道路の工事現場で、地面に砂利や砕石が敷き詰められた状態をご覧になったことのある方は多いと思います。あらゆる構造物の基礎となり、コンクリートやアスファルト混合物の原材料にもなる、そうした骨材(こつざい)の製造・販売事業者として、当社は昭和41年に長野県南佐久郡川上村で誕生いたしました。
その後、お客さまの声にお応えする形で建設業許可を取得し、昭和59年には現在の社名に変更。以降、砂利・砕石プラントと、公共土木工事を中心とした総合建設業の両輪で、創業以来の持続的な成長を続けております。
砂利・砕石プラントも公共土木工事も、社会の基盤を支える事業であり、常に最高の品質と信頼性が求められます。その厳格な基準に対して、当社は千曲川の良質な川砂利、そして寒冷地対策を含む山間部の実情に即した建設ノウハウなどを強みとして、どんなどきでも品質第一主義でお応えしてきました。
先端テクノロジーの急速な発展は当社事業とも無関係ではありません。今後はIoTによるプラントの自動化への検討、ドローンやGPSを活用した測量等、さまざまな先端技術をキャッチアップするとともに、建設業を軸に、建築・不動産への横展開を可能にするノウハウも蓄積してきます。さらには、お請けできる工事の幅をこれまで以上に広げて地域への貢献度を高めるほか、行政や地域住民の皆さまと連携し、SDGsの取り組みや社会貢献事業も積極的に推進してまいります。
また、企業は社員の方々、そしてそのご家族の方々がいらっしゃるからこそ成り立つもの。社員の方々にとって一層の働きやすい環境を実現していくことも、当社の重要な役割であると考えています。
川上村は高原野菜の一大産地であり、夜は眩い星々の煌めきに覆われる、自然豊かな美しい里です。人々は暖かく、当社には遠く県外から通ってくださる社員の方々もいます。ぜひ、川上村にも遊びにお越しください。悠久の流れをたたえた千曲川源流のほとりから、当社はこれからも全社一丸となり、事業パートナーの皆さまとともに社会の発展に尽力し、地域・国土を護る使命を果たしていく所存です。
今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。